通っているデッサン教室で、先週から油彩をはじめました。
(デッサン狂いまくりだけど気にしないでみてくださいね)
油彩は全くの初めてで、そもそも色を塗る作業というのをアナログで殆どしたことがない私。
全くの初心者なので、覚え書き程度にたまにここに綴っていこうと思います。
まずは画材調達から。
初回で揃えたのは
・油絵の具セット クサカベの基本色で、お店に合った種類の安い方買いました
・筆5本セット 豚さんの毛がよいようです。1000円弱かな
・紙パレット パレットが汚れると使い捨てられるという便利なんだか非エコなんだか
・ブラシクリーナー 筆を洗う為の油
・伸ばす油 実はよく分からなかったけど、絵の具を伸ばすのに必要な油らしい
・ナイフ 切るためではなく絵の具を伸ばす為のナイフ
・キャンパス 6号を買いました。麻キャンと綿キャンって有るんだって。初心者なので麻で
・油壺 伸ばす油を入れる為のつぼ。つぼってもステン製かなにかっぽい
直接は必要でなかったけれど
・ケース 上記を一揃え入れるケースはプラスチックの書類入れにしました
・エプロン 油絵ってつくとなかなか落ちないらしいので…
・簀巻き 筆をまとめておくのに便利ということで、あとで購入。100均
・ティッシュ、タオル 何かしら使います
全部で7000円くらい?高くつく趣味です。水彩の方が簡単に揃えられますね。
では2コマ、4時間の経過を書いていきます。
1 モチーフの決定
毎回先生がレベルに応じて(?)選んでくれます。今回は木製ミル、ガラス瓶、レモン。
質感の違うものを描くことで油絵とは?を学びます。多分。
2 木炭デッサン
キャンパスに大まかな場所を木炭で書いていきます。アタリなので補助線もなしで、なるたけ線を少なく描きました。
3 いよいよ絵の具を出してデッサン
焦げ茶の絵の具で軽くデッサン。濃淡だけを表現する感じ。一番上の写真がそれです。
絵の具を油で薄く伸ばして書いていきます。
4 地塗り
今まで塗ったのは消す勢いで(どういうことなの…)
一切油を加えていない、白と焦げ茶の絵の具のみでキャンパス全体を塗ります。
下絵は少し透ける感じでちゃんと生きています。
この地塗りが大切で、ここで油を加えたりするとあとあとよくないようです。
どうよくないのかは時間切れで説明を聞けませんでした。
1コマ目はここで終了。
下の方に使った道具等が置かれています。
2コマ目。
1週間間が空いたので、絵の具はしっかり乾いていました。
これから梅雨なのでたまに1週間で乾かないそうです。たいへん!
2コマ目は前回の下絵を参考にしつつ、実際に色をキャンパスにおいていきます。
今回はモチーフと一緒にぱちり。
出した絵の具は茶色、白、緑、青、赤、黄色の6色。
ミルの取手部分は黒に見えますが、この段階から黒は使わない!と
先生に言われたので、茶色に青を足して金属のような黒さを作ってみました。
ところで上でレモンと描きましたが多分これレモンじゃない別の果物だね…
レモンはもう少し青黄色だもの。これ赤黄色だったもの。
で、その黄色い果物はミルを先に描いてしまったので、
乾いていない茶色が混ざって上の方がスケルトン状態になっています。
油絵はすぐ乾かないのでどうしてもこうなってしまいますね。
黄色と緑は透明色らしく、下の色が透けてしまうので、
黄色には白を、緑には茶色を混ぜて不透明色にして塗りました。
背景色はあまり絵の具を全部足してとりあえず塗っといてと言われ、
とりあえず塗ったら素敵な色になりました。綺麗。
本当は布の色まで塗らないといけなかったのですがタイムアウト。
さてお片づけです。
豚毛の筆は髪の毛と同じような扱いで手入れをします。
リンスインクリーナーってのも有るんだって!
ま、そんなものはないので貧乏人らしくクイック掃除。
まずは絵の具のついた筆を軽くティッシュで拭き取ります。
表面の絵の具がとれたら、なかに染みた絵の具をとる為にクリーナーにつっこみます。
しばらくしゃばしゃばして、筆の中にしみ込んだ絵の具が落ちたら石けんで洗います。
一緒に習っているオジ様には台所クリーナーつかうと綺麗に落ちるよ!と習いましたが
先生は固形石鹸をすすめられました。
ま、まぁ台所洗剤はよく落ちるけど、界面活性剤が天然素材にいいわけないので
次回からは固形石鹸で洗います。ごめんねオジ様。
というわけで油絵初心者ブログいかがでしたか?
一緒に油絵を習い始めるような気分になっていただけたら幸いです。
またネタがたまったら書きたいと思います〜。